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参考文献

契約書用語ハンドブック

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『契約書用語ハンドブック』(結城哲彦・影山詠美・吉岡志帆、中央経済社、2008年)は、契約書や契約実務で使用される契約用語、法律用語について解説されている書籍です。

著者の結城哲彦氏・影山詠美氏・吉岡志帆氏は、いずれも税理士法人トーマツまたは監査法人トーマツのコンプライアンス・法務室に勤務されている方々です(巻末「著者紹介」より)。

本書では、契約書に記載されることが多い契約用語・法律用語について解説がなされ、さらに実際の使用例が掲載されています。

契約書用語に特化した用語解説書

本書は、契約書や契約実務に使用される契約書用語、法律用語について解説されている、契約実務家全般向けの書籍です。

契約実務において、用語の定義や意味は、契約書の解釈に直結するため、非常に重要な点です。しかしながら、一部の専門家による場合を除いて、この点については、軽視される場合があります。契約書で使われる用語は、必ずしも一般的な日本語と同じ意味になるとは限りません。また、非常に特殊な用語の使い方もあり、ある意味では、日本語とはまったく別物の言語として考える必要があります。

このため、契約実務に関わる方は、契約書の用語が記載されている書籍や辞書を座右に用意する必要があります。当然ながら、その内容は、正確で質・量ともに充実ていなければなりません。この点、本書のように、コンパクトで使いやすい書籍は、初学者からベテランの実務家まで、幅広い方々にお勧めの一冊です。

本書の類書として、法律用語全般について記載されている辞書的な書籍が何冊かありますが、本書では、そのような辞書的な書籍とは違って、法律用語の中から、契約書や契約実務に使用されるものに限定して掲載されています。このため、日常的に契約書に触れる機会の多い契約実務家にとっては、コンパクトで非常に使いやすい内容となっています。

また、それぞれの用語の実際の使用方法について、各種契約書における使用例が豊富に記載されています。このため、実際にどのように使用するべきなのかが、わかりやすい内容となっています。この意味では、本書は、契約実務家にとって、実用性が高いものであるといえます。

読み物としても読むことができる良書

本書は、用語の解説自体が平易であり、読み物としても読むことができます。法律用語の解説は、ともすれば、解説自体が難解になることがあります。このため、解説を平易に記載することは、実は容易なことではありません。この点、本書は、非常に平易な記述であるため、初学者が読み物として読むものとしてもお勧めできます。

また、単純な辞書的な法律用語の書籍や辞書と違って、本書では、類義語がまとめて記載されています。このため、似たような用語について、違いを比較しながら読み進めることができます。この点からも、本書は、読み物として読みやすいものといえます。

ただし、本書の用語の記載順は、あいうえお順、いわゆる「辞書式配列」ではなく、特定のカテゴリーに分けた内容となっています(巻末に索引があります。)。また、400のあまりの用語が掲載されていますが、場合によっては不十分である可能性もあります。

このため、本書に加えて、より情報量が多い法律用語について掲載されている辞書をセットで揃えておかれることをお勧めいたします。特に、本書の参考文献として巻末に掲載されているものがお勧めです。

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最終更新日2012年8月21日